カズオです。
Xでは書ききれないのでこちらで詳しく記事にします👍
オオカミコイン オオカミウォレットの仕組み
実は、ある方からのLINEで、
「○○という人から問い合わせがあって これ調査してくれませんか?」
と言われたのですが その内容は オオカミウォレットについてです。
このオオカミウォレットを分析する上で、色々な事が見えてきました。
オオカミウォレットから出金ができない?
一部のユーザーの話だと
オオカミウォレットから出金ができないそうなんですよね。
なぜか「保留中になって出金されない」とのことです。

一言言えることは、
「こんな危ないウォレットを使っちゃいかん」
ということです😅
オオカミコインは、仕方ないとしても…
過去にも仮想通貨のウォレットでは、破綻したものもあり、その共通点は中報酬権型のウォレットです。
仮想通貨を保管するウォレットは一般的に、メタマスクなどと同様に非中央集権型です。
自分の仮想通貨を自分で管理するというものです。
しかし調べると、どうやらオオカミウォレットは異なるようです。
「一体何が起きているのか。」
そこで実際にリサーチしてみたところ、その該当するウォレットアドレスには、資金がない事が発覚。

勝手に別のウォレットに送金をされているのです。
ウォレットのお金が無くなるっておかしいですよね?
オオカミコインの入金から、数時間後の話ですから配布された時は、スマートコントラクト実装前だったのでしょう。
独立型のウォレットと言うよりは、取引所やポンジ案件などで使われている中央集権型の仕組みです。
つまり運営がいつでも出金を停止できます。
ではその前に…質問です。
オオカミウォレットの運営元は誰ですか?
質問を頂いた人に聞くと大半がこの回答ができません。
そもそも論…
運営が分からないところに資金を移動して管理させているんですか?
というお話。
オオカミウォレットは「どこの会社か分からない組織」が、全部操作できるんですね。
オオカミコインを操作できるという事は、他の仮想通貨も入金すると運営が管理できるという事にもなります。
運営会社はどこにあるのか?誰が運営しているのか?
これを知らないまま利用する…というのは、募金している事と同じです😅
WEB3とかオオカミコインの謳い文句では書かれてましたがオオカミウォレット全体のオオカミコインを運営が管理化に置いているということです。
HPに書いてるこの文面は何だったのでしょうか…?

そこでスマートコントラクトで移動しているウォレットを確認してみました。
18,507,716,983枚のオオカミコインを発見

これが オオカミウォレット内のオオカミコインです。
以下のようにユーザーのオオカミコインは、スマートコントラクトで運営のウォレットに送金されています。

2億枚とか持ってる人、ゴロゴロ居るのに驚きました…😅
この枚数だと、オオカミウォレットのオオカミコインは、全員売る事は不可能でしょう。
もちろんオオカミカードも利用するには、オオカミコインの追加購入や仮想通貨をウォレットに送金するなどの手続きが必須でしょう。
しかもこの180億超のコインは多分、参加者のみだと思いますが 全員が早い者勝ちで売ろうとすると10分の1以下では済まず全部売り切れないでしょう。
価格の暴落や買い支えが嫌なので運営はステーキングを推薦したりしていますが それでは歯止めも利かないため、出金させないようにしているという事が想像できます。
なぜなら、手動でもウォレットから送金できるからです。意図的にやってないというのが今の現状でしょう。
WEB上のオオカミウォレットとの関係は?
オオカミウォレットの仕組みについてですが、管理画面上の数字のみが表示されている状態です。
オオカミウォレットのユーザーのウォレットには、オオカミコインは勝手に送金されているはずです。
出金や送金手続きをすることで、運営元のウォレットからオオカミコインが送金されます。

自分の意思では引き出せないということです。このまま運営が飛んでしまっても、オオカミウォレットのサポートやオオカミウォレットの運営会社も公表されてない時点で何もできないでしょうね。
取引所は取引するためのサイトなので中央集権ですが、今のご時世 中央集権型の仮想通貨ウォレットなんて危なくて使えませんよね😅
さすがにこれは驚きました(汗)
分かりやすい例
独立型のウォレットでもある、メタマスクの場合は、送金するとメタマスクのアドレスから送金される。
オオカミウォレットの場合は、運営のウォレットから送金される。
メタマスクは持ち主の意思で出金ができますが、オオカミウォレットは自分の意思で出金ができなくなる恐れがあり、運営者も誰だか分からない状態です。
銀行で言ったら、
「誰が運営しているか分からない口座にお金を入れている事と1ミリも違いが無い状態」
なのです。
実際にオオカミウォレットで表示されている金額は、管理画面上だけの数字です。
ただこれは取引所のウォレットと同じですが、ウォレット=(仮想通貨の財布)が中央集権だなんて聞いたことがありません😅
中央集権型ウォレット(Custodial Wallet)
一般的には取引所などがこの中央集権型になります。
中央集権型のデメリットは、
- 運営会社が倒産した場合、資産を失うリスクがある
- ハッキングや内部不正に巻き込まれる可能性あり
- 資産の完全な自己管理ができない(第三者に依存)
ただ仮想通貨ウォレットで運営に資金を預けるウォレットですが なぜか他の通貨はオオカミウォレットのアドレスに残っているんですよ。
BNBなど他の通貨はウォレットに残るようですが運営者が明確な取引所とは異なり運営者が不明ですからね。



オオカミウォレットを利用する行為は非常に危険です。
中央集権型ウォレットの反対が一般的な、
非中央集権型ウォレット(Non-Custodial Wallet)
というもので、
- MetaMaskTrust WalletL
- edger
- Trezor
などが一般的です。
これらのウォレットは、自分しかアクセスできませんし運営もアクセスできないのが非中央集権型ウォレットです。
個人のウォレットなのに運営に資金を預ける行為は危険です。
取引所以外では、そのようなアプリ見たことも聞いたことありません。
ということでオオカミウォレットはセキュリティ面など考慮しても心配ですね。
ところで次はオオカミウォレットの出金を見ていきましょう。
オオカミコインが半値以下になっている理由とは?
2月10日の16時までにこのようにMEXCのユーザーウォレットへ大量の送金が目につきました。
0x2f463ca1b242c2132c3b0cc7fbe12bb19c8c9def には、23回の送金をしている様子です。
9,499,999.99892594×23回。
これが何に使われていたかは不明ですがMEXCの取引所のユーザーウォレットに移動しているので売却以外は考えにくいです。
次に目についたのがこちらのウォレットです。
0x074ef30a8d47ae86011b94dde004336c848674fa


2月12日に16回ほどでしょうか? 15億枚近くですね。
0xb75c38731e55fa02c7320d4f9dfe9efd5b053747 ざっと5回以上×-9,999,999.99926794枚


11日~14日までに引き出されています。これもMEXCのユーザーウォレットに移動しています。
続いてはこちら。
0x2e84b20c78699c1403450f960209bfefce08c417


このように運営のウォレットからMEXCにオオカミコインを送金した時期と、チャートを見比べてみましょう。


2月14日ごろまでは、0.00001はキープしていたことを前提に仮説を立てると
大量に出金をして売りまくっているような状況にも見えますよね。
オオカミウォレットからの出金は、2月19日までに265件あります。
続いてオオカミコインを所有するウォレットを見ていきます。
オオカミコインを持っているウォレット数は1万件以上
ウォレットの保有アドレスに関しては、1万件ほどあります。


たしか上場するには、ウォレットの数も重要です。
上場するコインの保有アドレスが最低でも〇件以上という条件でないと取引所に上場できないケースが多いため、上場目的で仮想通貨を作る場合に多くのユーザーにコインを配ったり、自作自演でウォレットを大量に作成して送金をする事もよくある方法です。
ただ不自然なものも多いですが。


では続いて保有数を見てみましょう👍
オオカミコインの保有数ランキング


6兆9997億枚が1位。
MEXCのデポジットにある通貨枚数ですが内訳は以下です。
Exchange Wallet 256,901,870,120枚
ウィズドローウォレット(Withdraw Wallet)に、77,890,236,281.06963枚
3位がこちら。


次がこちら。


5位がオオカミウォレット内の資金と思われます。
オオカミウォレットから出金した場合の送金元になっているアドレスです。
残りは個人ウォレットでしょう。
その他のウォレットも調べてみると、2024年の4月~12月にかけてオオカミコインが送金されているウォレットもありますね。
事前に配布されていたと捉えるのが一般的でしょう。
去年から持っていた人は上場したら売りたくなると思いますが、そこまでは調べてません。




2024年のオオカミコイン配布元を見てみると、ベイビーバード、オオカミコイン、ブルドッグコイン チワワコインなどを保有しているユーザーを ちらほら見かけます。


チワワコインは、どこかで聞いたことがありますね😅
このデータで分る事
MEXCに移動したコインは間違いなく売られているはずです。
※MEXCのデポジットは除く。
この状況をどのようにとらえるのか?ですが結論だけ言いますと、ガチホしていた人が養分になったという点は、確実でしょう。
身内なのか、プレセール購入者なのかアドレスだけでは判断できませんが細かく分析をすれば見えてくるものがあるかもしれません。
ただもう一つのポイントは、今もまだ オオカミウォレット内にオオカミコイン180億枚あるということです。
この180億枚は、おそらくオオカミウォレットの利用者のコインと考えると、もう売れないですよね。
オオカミコインの約7割の7兆枚が全体の7割ほどなので、オオカミコインの数は全部で10兆枚ということでしょう。


オオカミコインは、バーンされると言ってますが、数億枚売ると価格が10分の1になりかねない状態なのに 3兆枚出回っている時点で 理論的に伸びる余地はない…間違いなくもう終わってる気がしますね😅
この状況でカードで買い物などできるのか疑問です。
180億枚のオオカミコイン


この内どれだけがオオカミコインホルダーのコインなのか不明ですが 今10億枚とか売ると事件ですよね。
現状今は、
「売られては困る状態」
でしょう。
たしかにオオカミウォレットのユーザーならば制御できますから賢い選択です。
全員が好きなウォレットを利用している場合、どんどん売られて価格制御ができませんが運営がコインを握っていれば、極度の暴落、つまり10分の1や100分の1は免れる可能性があるということですね。



素晴らしい仕組みで思わず賢いなって思いました。ウォレットで売れたコインも監視して自由に売らせない仕組みを作るという点では、賢い戦略ですね。
特定の条件で、コイン枚数はバーンされるそうですが、数億枚売ると価格が10分の1になりかねない状態なのに 3兆枚出回っている時点でもう終わってる気がしますね😅
仮に数億枚(全体の0.01%未満)を売っただけで価格が1/10になるようなら、
流動性が極端に低く、市場の厚みも薄い(取引量がほとんどない)ことを意味しています。
ステーキングやメンテナンス、出金できないトラブル
まず、
オオカミウォレットのオオカミコインは運営が出金停止すれば流出して売られる事もないため安心かもしれません。





そりゃスルーするでしょうね。コインの価値が本当に0になりかねない。
だからメンテナンスなどと言ったり、保留中にさせるのも理解できます。
ポンジ案件でもよく使われる手口です。
最終の送金は2月19日です。


オオカミカードは使えるのか?
そして一番気になるポイントはオオカミカードです。
既にプレセールで購入したオオカミコインをカードで使えるという話でしたが、
カードを使う⇒オオカミコインを売る事と同じです。
カード会社にオオカミコインを配布するわけではないので、
カードを1万円分使う⇒オオカミコインを1万円分売るという理屈と同じ。
ユーザーが10億枚分カードで使うという事は10億枚売る行為と同じなので価格は急激に落ちるはず。
10億も売るとどんどん価格は落ちますので、カードの配布はできないはずです。
しかも仕組みとして現状の中央集権の場合、どのようにカードで買い物をユーザができるのか?は疑問でしかありませんがカードを使う分だけオオカミコイン買う必要があるなら 使う価値はゼロです。
ただ今の状態なら、
「オオカミカードはすぐに郵送しない。」
と言う選択肢になるはずです👍
いずれにしてもオオカミコインをお持ちの人は、早く出金して現金化できる時にしておくべきです。
既に保有している人は、まず売れる時に売る、あるいは返金を要求するなど考える必要がありますね😅
2倍になるとか、10倍になるとか……
口が裂けても言えませんが既に今でも半額なのでさらに半額以上になる事は普通にあり得るという事はたしかです👍
では、今日はこの辺で👍
追記※価格が高騰しているオオカミコイン
見てみると価格が倍に!
突然動きだしたようです。
と言っても不思議な事に、買い板は薄いままです(笑)


ただ、ちょっと多く売られると半額になる状態です。
厚みは、だいたい3500USDT前後で安定してます。
市場の自然な動きでは、買い注文の額(合計USDT)は、価格変動に応じて異なるはずです。価格が2倍になれば、同じ数量(OKM)を購入するのに必要なUSDT額も変わるはずです。
このマウスでなぞっている部分です。
ただ、自作自演でも 本当のトレードでもオオカミコインが高騰したことは素晴らしいです。
売りたい人は売って終わりにすると良いのですがオオカミウォレットのユーザーは、オオカミコインが2月19日から出金できていないみたいなんですね。


見た目は最高で、値札(価格)もどんどん上がるけど、実際にはフォークを刺しても食べられない。
目の前で「おいしそう!」と興奮するしかなく、指をくわえて見ているしかない…。
でも、一方で「隣の人がちょっとナイフを入れただけで、いきなり半分に縮む肉」だから、
誰も本気で食べようとしない=流動性ゼロの地獄状態w
これが現実です。
全員が出金できるようにして全部買い支えすれば良いのにできないのでしょうかね?
ただ、オオカミコインネタは飽きてきたので これで辞めようかなと考えてます😅
(時間の無駄でしかない。)
ただ、オオカミコインも最初に売れば利益になっていましたし、世の中の仮想通貨は誰かが養分になってこそ利益を得られるものなので仕方ないと思います。
上場前の得体のしれない仮想通貨は売った者勝ちというのが基本ルールで、
安く買って高く買う人に売り浴びせて利益を得るのが仮想通貨です。
ビットコインでも同じです。
だから、売らないで持ってるだけで儲かると考える側にも問題があるというのは間違いないですね!
総合的に判断すると出金停止は、ある意味良い結果になっているかもしれません👍
今出金すると多分、10分1以下になりかねないですから。
3500ドルで5ドルになって、そこから1億枚売るとどんどん落ちます。
多分、10分の1どころか買い手がつかない状態になりそうです😅
その間はユーザーの出金を停止して誤魔化すのが一番妥当な戦略かもしれません。
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