カズオです👍
副業からスタートしていろいろなビジネスを手がけ、おかげさまで現在は快調です。
といっても、誰もが最初から恵まれていたわけではないですよね。私も昔は借金でヒーヒー言っていて「このままオレ、終わるんじゃなかろうか…」なんてネガティブ思考に陥っていた時期がありました。
ただ、めげずに勉強して突き詰めていくうちに、投資やビジネスを駆使して少しずつ稼げるようになったんです。だからこそ、世にあふれる「怪しい投資案件」には特に敏感なんですよね。正直「いま買わないと一生損します!」とか「絶対負けない投資!」みたいに煽られると、昔の私なら一瞬で飛びついていたかもしれません。けれど、いまの私だから言えることとしては、そこには大きな落とし穴が存在するかもしれない、ということです。
今回取り上げるのは、ロミオ・ロドリゲスJrさんが提供する「CONNECT(コネクト)」という投資システムです。セールスページや資料を拝見すると「リスクゼロでドローダウンなし」「年利144%〜400%」といった華々しい謳い文句が目立ちます。しかし、本当にそんなことがありえるんでしょうか?
私は長年投資に携わってきましたが、そこまで都合の良い話は聞いたことがありません。「絶対に無敗」と言われると、むしろ怖さを感じますよね。
そこで今回は、この「CONNECT(コネクト)」がいったいどんなものなのか、株式会社linkやロミオ氏の情報、教授や富豪の写真の真偽、そして肝心のリスク面について、私の目線で深掘りしてみようと思います。結論を先に述べると、投資として成立するのかどうか非常に疑問が多い案件でした。しかも値段も高額ですし、やばめの予感がプンプンしてきます。それでも興味があれば自己責任でどうぞ…という感じですが、読み進めていただければ、なぜ私が「ちょっとこれ怪しいぞ…」と危惧しているのか、その根拠が分かると思いますよ。
それでは、「CONNECTで儲けるとか夢のまた夢?実は破綻寸前の投資案件か」というテーマで、私の見解をお届けします。個人の見解なので、すべてを鵜呑みにする必要はありませんが、一つの参考にしていただければ幸いです。

これ系の投資は絶対辞める方がいいです。最近の例ではオオカミコインが良い例です。
即死案件 「半額以下の暴落」「資金流出の疑惑」が渦巻くオオカミプロジェクト。参加者たちは今、 「狂気のエクスタシー」から一転、絶望の淵に立たされている 。
「夢の高配当」を掲げたプロジェクトはいまや「詐欺案件」のレッテルを貼られ、SNSでは「殺伐とした怒りの声」が噴出。だが、その実態は闇に包まれたまま……。


CONNECTが「リスクゼロ」を謳う矛盾


引用元 https://connect-rr.com/lps/nllp02/031/
参考情報 https://www.youtube.com/watch?v=BVfZHMvT580
まず初めに、CONNECTの最大のウリとされているのが「リスクゼロ」「無敗」「ドローダウンなし」という謳い文句です。いやもう、この時点で思わず首をかしげたくなります。私も投資暦はそれなりに長いんですが、リスクが一切ない投資なんて聞いたことがありません。
投資は必ず“上がるか下がるか分からない”という不確定要素を含むわけですし、それを100%封じ込めるなら、どの金融機関もこぞって導入しているはずです。ドバイのファンドマネージャーですら「絶対」は使わないと聞いたことがあります。
それなのにCONNECTでは、公式サイトや動画内で、あたかも負けなしの仕組みが完成しているように語られています。仮想通貨の短期売買(しかも1分間に1200回)で小さな利ざやを積み重ねる仕組みとのことですが、普通に考えて、そんなに連打で売買したら手数料やスリッページ、APIのリクエスト制限など、さまざまな問題が発生するでしょう。
そもそも複数の仮想通貨取引所を使ってでもやりすぎればブロック対象になりかねないですよね。私が以前使っていた取引所でも、同秒内の過度なリクエストでアカウント凍結されたという話を身近な知り合いが経験していました。
さらに言うと、リスクゼロとか言い始めると「投資助言・代理業」に該当する可能性だってあるわけです。金融庁の許可を取っているのかどうか…。そこを曖昧にしている時点で、「あれ?大丈夫?」と思わずにはいられません。こうしたポイントをスルーして「リスクゼロ」を全面に押し出す商材って、昔から大抵どこか怪しいんですよね。
株式会社linkと“スピード設立”の裏事情
CONNECTを販売しているのは、特定商取引法に基づく表記によると「株式会社link」というところです。
販売業者 株式会社link 販売責任者 ロミオ・ロドリゲス ジュニア 所在地 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル 5F-74 HP https://linkofoffice.com/ 電話番号 03-6824-1104 メールアドレス mail@connect-rr.com
実際に国税庁の法人番号公表サイトなどで調べると、令和5年8月に法人番号が指定されたばかりの新しい会社となっています。
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp
つまり設立してから1年くらいしか経っていないわけですよね。
新しい会社=全部危険だとは一概には言いませんが、投資系のビジネスをやるにしては短期間すぎる印象がぬぐえません。
しかも、オフィスがコワーキングスペースというのも気になります。
コワーキングってクリエイターとか個人事業主が集まる場所という印象が強いですよね。
大規模な投資スクールを運営しているような会社なら、専用のオフィスを構えているケースが多いものです。「5拠点あります」と謳っても、どこも似たようなコワーキング施設の住所を使っているようなので、本格的なスクール活動に耐えられるのか疑問です。
これ、私が以前参加した投資セミナーも同じノリでした。住所を調べたらレンタルオフィスだったんです。
「仮想通貨で年間700%を目指しましょう」と謳っていましたけど、実際行ってみたら普通の会議室にテーブルとプロジェクターが置かれているだけ。正直「ほんとに事業やってるんか?」とツッコミたくなりました。
そういう事例もあるので、私としては株式会社linkの“実態”にも疑問を抱かざるを得ません。
ロミオ・ロドリゲスJr――メンタリストの顔と謎の投資手法
CONNECTの提唱者であるロミオ・ロドリゲスJrさんは、もともとメンタリストとして活動し、書籍やTV出演もしていたとされています。
たしかに「メンタリズム」「催眠」といったキーワードで検索すると、ロミオ・ロドリゲスJrさんに関する過去の情報は多少出てきます。一方で投資家としての具体的な証拠や実績がしっかり出てくるかと言われれば、うーん、正直薄いという印象です。
さらに「ある教授から最新の金融システムの知識を提供してもらった」とか「富裕層と密なネットワークがある」とか、セールスページではめちゃくちゃ凄い肩書きを並べ立てています。
普段は世界的な超富裕層とお酒を飲んでいるような描写もありますが、調べてみると、その“大富豪との写真”が合成疑惑だらけという…。ここまで来ると「本当にそこまでのスケールの人なの?」と首を傾げるしかありません。
「教授」や「富豪」との証拠写真は本物? 合成疑惑を検証する
先ほど少し触れましたが、このCONNECTのセールスページや動画内には「カーネギメロン大学の教授」や「ロシアの石油王ロマン・アブラモヴィッチ」「アリババのジャック・マー」などと一緒に写った写真が掲載されていました。ところが、その写真をネット検索すると、どうも元となる画像が海外ニュースサイトで公開された著名人の写真と完全に一致するとの情報が出てきたんですよね。
私も過去に“誰でも簡単に月収100万円達成”という謳い文句の塾を調べた時に、代表がビジネス系インフルエンサーとのツーショットを合成していたケースを目撃したことがあります。正直合成写真って、写真編集ソフトやオンラインのAIでサクッと作れてしまいます。
CONNECTの合成写真に関しては、いまでは疑惑の写真が削除されているそうですが、そもそも掲載していた理由が謎です。もし本当に世界的富豪との親交があるなら、堂々と本人確認が取れるオリジナル写真を掲載すればいいだけだと思うんです。それをしないで合成らしきものを出した時点で、信頼性が一気に損なわれますよね。
疑惑の元の掲載URLと画像を元に検証
現在では既に消えているのですが
調査したところ浮彫に。




引用元 https://jp.alibabanews.com/jackma_opinion_globalaiconference2020/
この2点を比べて欲しい。


引用元 http://www.takungpao.com.hk/231106/2019/0930/355265.html
つぎ。
https://web.archive.org/web/20240923073123if_/https://connect-rr.com/fnp01rs/img/huyusou_05.jpg


ロマン・アブラモビッチに関しては、この横にロミオ・ロドリゲスJrがいるとは思えませんが画像は同じです。
元画像には隣にだれか映り込んでますが、曲線からすると ロミオ・ロドリゲスJrとのペアショットとは異なると言えるでしょう。
背景画像を引き延ばしたように生成してロミオ・ロドリゲスJrを配置したと言えるでしょう。



著名人で本当に実力のある人が、こんな事やりますか?普通に考えてみて下さい。冷静に考えればすぐに画像なんて判別できるのに、万が一バレた場合のリスクを考慮すれば普通に絶対やらないです。
にも関わらず、著名人との写真の画像を加工して騙した上で高額コンテンツを売ろうとか…既に終わってますよね?1ミリも信用できるわけがない。
しかも、アジアNo.1メンタリスト、と言われると「すごそうだ!」と思いがちですが、それと投資スキルは直結しませんよね。
ロミオ・ロドリゲスJrは信用できないと断言します。
私も副業開始前に心理学をちょっとかじっていた時期がありますが、メンタリストと言われる方々の多くは、心理誘導が上手い分、言葉の説得力で人を動かすのが得意です。そういう意味で“売り方”はかなり巧みなんでしょうけど、実際に稼げるかどうかは別問題だと感じます。
年利400%は現実的? 仮想通貨1分1200回取引のリスクとは
「株ではなく仮想通貨を短期で売買する。しかも1分間に1200回」というCONNECTの説明には、本当に実務レベルで大丈夫かと疑問を感じます。
以前、私は海外の取引所でアルゴリズム取引(いわゆるBOT)を動かしていたことがありますが、あまりに注文を連続して出しすぎると取引所から警告を受けました。あ、そういえばこれは私の勘違いでした…いや正確には、1分間100回程度でも結構リスクがありましたから、1200回なんて普通に考えてやりすぎです。
さらに、そこまで超高速で売買するには取引手数料がどの程度かかるのか、どの銘柄でやるのか、スリッページ(注文価格と約定価格のズレ)はどうなっているのかなど、超絶にクリアしなきゃいけないハードルが多いんですよね。高速取引で利ザヤを抜くのは、一昔前でいうHFT(ハイ・フリークエンシー・トレーディング)を連想させますが、あれは大手の証券会社や巨大ファンドが専用の設備や技術を投下してやるからこそ成立する世界です。個人投資家が気軽に真似できるものではないし、仮に真似できたとしても“損失リスク0”になるなんてあり得ないですよね。
年利400%という数字も驚異的です。そんなペースで何年も増え続けたら、一瞬で世界一の大富豪になれる計算ですよ。もしそれが真なら、銀行や証券会社はこぞって導入して自分でガンガン稼ぎます。わざわざ一般人に売る理由がないんですよね。仮に一般に販売する理由が「私が皆さんを幸せにしたいからです」という慈善活動的な謳い文句なら、ちょっとにわかには信じがたいというのが正直な感想です。
CONNECTの価格と口コミから感じる“嫌な予感”


CONNECTのコミュニティ参加価格は約30万円超です。いや、そこそこの高額設定ですよね。しかも「システムツール」と「メンバーサイト」「ウェビナー」などがセットになっているといっても、本当に正当な対価なのかどうか疑問に思ってしまいます。だって、この手の自動売買システムの販売って、昔からトラブルがしょっちゅうあるわけです。
しかもツール販売のみなら無登録でも可能ですが、サポートを無登録業者がやるとアウトです。
つまり自動売買ツールの場合は、投資の助言はできない…という事です。
その「無敗投資」、本当に信じて大丈夫?
捏造画像でアピールしている時点で、私は完全にアウトと認識してます。
そもそも、CONNECTは「投資案件」というより“危険な香り”のする企画に見えます。リスクゼロ、100%負けなし、年利400%…聞いただけで浮かれがちですが、何度も言うように投資にはリスクがつきものなんです😅
大手ファンドでさえ資金管理に神経をすり減らしながらやっている世界ですよ。自動売買BOTがあれば安泰…なんて、そんな甘い話はそうそう転がっていません。
そもそもそれを多くの人が同じように使えばどうなるか…です。
私自身、一時期ハイリスク・ハイリターンの仮想通貨で散々痛い目を見てきたからこそ、こういう「絶対負けない」というフレーズには過敏になっています。実際、当時はそこそこ稼げましたけど、その後の相場暴落で一気に資産を減らし、メンタルを削られた経験もあります。
今でこそ順調に増やせるようになりましたが、それでも「無敗」や「ドローダウンなし」という戯言には首を傾げるばかりです。
もちろん最終的に投資をするかどうかは自己責任です。ですが、CONNECTが提示する華やかな数字だけを鵜呑みにしてしまうのは、後々「やっぱりやめておけばよかった…」と後悔する未来を呼び寄せる可能性が高いと思います。
「簡単そう」「放置で増えそう」という甘い魅力があるかもしれませんが、冷静に考えるとそんなに都合のいい話は、投資に限っては絶対にないです👍
私は常々「投資っていうのは、自分のお金と向き合う姿勢を正すところから始まる」と思っています。
安易に“夢のようなツール”に飛びつくよりも、きちんと実績や証拠を確認し、自分の手法で小さくトライしながら知識をつけていくほうが遥かに堅実です。あくまでも私の個人的な見解ですが、今回のCONNECTに関しては「破綻寸前かもしれない」というくらい大きな警戒感を持っておいたほうが良いのではないでしょうか👍
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