カズオです👍
スマホの画面を眺めているだけで、チャリンとお金が増えていく。
そんな光景を想像して、つい広告をクリックしてしまった経験はありませんか?
「動画を見るだけで5,000円」「1日15分の作業で月収100万円」
もし本当にそんな魔法のような世界があるなら、満員電車に揺られて会社に行くのが馬鹿らしくなりますよね。
しかし、あなたの直感は、心のどこかで警報を鳴らしているはずです。
「そんなうまい話、あるわけがない」と。
その直感は、残念ながら正しいと言わざるを得ません。
今回検証するのは、株式会社TOP(代表:嶋村柾生)が提供する副業案件です。
入り口では「動画視聴」や「簡単なスマホ操作」を謳っていますが、その実態を紐解くと、まったく別のビジネスモデルと、驚くような高額請求のスキームが見えてきました。
すでに登録してしまった方も、これからやろうか迷っている方も、この記事で「本当の中身」を知ってください。
あなたの大切な資金を守るための情報を、データと事実に基づいて共有します。
株式会社TOP(嶋村柾生)の副業案件とは?
まずは、この案件がどのようにしてユーザーを集めているのか、その表向きの顔を確認しておきます。
多くの人がこの案件に興味を持つきっかけは、SNSやWeb広告で見かける「あまりにも簡単そうなキャッチコピー」です。
- 動画を見るだけで5,000円もらえる
- 1日15分のスマホ操作で収益化
- 即日報酬発生、1〜2ヶ月で100万円も目指せる
これらの言葉に嘘がなければ、まさに夢のような副業ですが、結論から言うと「動画を見るだけ」で稼げるビジネスではありません。

えっ?動画を見る仕事じゃないんですか?広告にはそう書いてあったのに…。



ここが最初の落とし穴です。入り口の言葉と、実際にやらされる作業には天と地ほどの差があります。
「動画視聴」の正体はブログアフィリエイト
株式会社TOPが提供するビジネスの実態は、動画視聴などのポイ活的なものではなく、「ブログアフィリエイト(成果報酬型広告)」です。
アフィリエイト自体は、私も長年取り組んでいる真っ当なビジネスモデルであり、詐欺でもなんでもありません。
しかし、問題なのはその「売り方」と「説明の乖離(かいり)」にあります。
情報の非対称性を悪用した集客
経済学に「情報の非対称性」という概念があります。
これは、売り手(業者)と買い手(あなた)の間で、持っている情報量に圧倒的な差がある状態を指します。
業者は「アフィリエイトで稼ぐには、サーバー契約、ドメイン取得、記事執筆、SEO対策など、膨大な作業が必要だ」ということを熟知しています。
しかし、それを正直に伝えると初心者は逃げてしまいます。
だからこそ、「動画を見るだけ」という、実態とかけ離れた簡単な言葉に変換して、知識のない層(情報弱者)を誘い込んでいるのです。
実際の作業内容
- ブログやWebサイトの立ち上げ
- ASP(広告代理店)への登録
- 記事の執筆と投稿
- 集客のためのSNS運用や広告出稿
これを見て「1日15分でできる」と思えるでしょうか?
物理的に不可能です。
アフィリエイトは、正しいやり方で継続すれば確かに稼げるビジネスですが、「楽をして即金」という性質のものでは決してありません。
0円スタートの罠と高額バックエンド
「でも、最初は無料とか、数千円のマニュアル代だけで始められるんでしょ?」
そう思って安心しているなら、非常に危険な状態です。
この案件のキャッシュポイント(業者が儲かる仕組み)は、入り口の安価なテキスト代ではありません。
その後に待ち受けている高額サポートプランやツールの販売こそが本丸です。
「サンクコスト効果」に注意せよ
登録後、電話勧誘などで以下のような高額プランが提示されるとの報告が多数寄せられています。
- サポートプラン:数十万円〜100万円以上
- SNS・YouTubeプロデュース込み:最大約244万円
- AIブログ生成ツール「AZ RULE」:約250万円
ここで心理学でいう「サンクコスト効果(コンコルド効果)」が働きます。
人は、一度お金や時間を費やしてしまうと、「ここまでの投資を無駄にしたくない」という心理が働き、さらに大きな出費をしてでも回収しようとしてしまいます。
「最初に2,000円払っちゃったし、電話でも色々説明されたし、ここで断ったら損をするかも…」
そう思わせて、数十万、数百万の契約書にサインをさせるのが、彼らの常套手段です。



250万円のAIツールを使えば、本当に自動で稼げるようになるんですか?



残念ながら、ツールを入れただけで稼げるほど甘くありません。もしそうなら、彼らはそれを売らずに自分たちだけで独占して使っているはずですからね。
会社情報と特商法から見る「怪しさ」
ビジネスパートナーとして信用できる相手かどうかを見極めるには、会社情報をチェックするのが一番です。
株式会社TOPの情報を確認してみましょう。
株式会社TOP 会社概要
- 販売業者:株式会社TOP
- 運営責任者:嶋村柾生
- 所在地:〒110-0015 東京都台東区東上野6丁目4番地2-701
- 電話番号:03-6366-3399
1. 住所がワンルームマンション
所在地である「東京都台東区東上野6丁目4番地2-701」を調べてみると、そこは一般的な居住用のワンルームマンションの一室であることがわかります。
もちろん、個人事業主やスタートアップが自宅兼オフィスで始めること自体は珍しくありません。
しかし、数百万単位の高額コンサルティングやAIツールを販売し、「月収100万円も可能」と謳う企業の拠点が、実体の見えにくいワンルームマンションの一室であることに、私は違和感を覚えます。
サポートスタッフは何人いるのでしょうか?
サーバーの管理体制はどうなっているのでしょうか?
オフィスの規模と、販売している商品の価格帯のバランスが取れていない印象を受けます。
2. 特商法ページの「画像化」
さらに気になるのが、公式サイト上の「特定商取引法に基づく表記」が、テキスト(文字)ではなく「画像」として貼り付けられているという報告です。
これは、悪質な情報商材屋によく見られる手口の一つです。
なぜ画像にするのか?
それは、「検索逃れ」のためです。
会社名や代表者名、住所などをGoogleで検索されたくない、あるいはテキストをコピペして被害状況を拡散されたくないという意図が透けて見えます。
自信を持って商品を販売している企業であれば、会社情報を隠すような小細工をする必要は全くないはずです。
口コミ・評判の検証:被害者の声
実際にこの案件に関わってしまった人たちの声と、まだ迷っている人たちに向けて、状況を整理します。
ここでは、公平な視点を保つために「すでに申し込んだ人」と「検討中の人」の両方の視点で見ていきましょう。
【Target A】すでに申し込んでしまった人へ
「高額なプランを契約してしまったが、全然稼げない」
「返金を求めたが断られた」
そんな苦しい状況にいる方もいるかもしれません。
口コミで多く見られるのが、「返金保証の罠」です。
彼らは「収益が出なければ返金する」と言うかもしれませんが、そこにはカラクリがあります。
アフィリエイトには「セルフバック(自己アフィリエイト)」という、自分でクレジットカードを作ったりサービスに申し込むことで数千円〜数万円の報酬を得る仕組みがあります。
サポートの中でこれを実施させ、「ほら、1円でも収益が出ましたよね? だから返金対象外です」と主張してくるケースが非常に多いのです。
対策
もし高額な支払いをクレジット決済や銀行振込で行ってしまった直後なら、消費生活センター(188)や、弁護士などの専門家に相談することを強く推奨します。「クーリングオフ」や「消費者契約法」に基づく取り消しができる可能性があります。
【Target B】これから申し込もうとしている人へ
「自分ならうまくやれるかもしれない」
「話だけでも聞いてみようかな」
そう思っているあなたに伝えたいのは、「入り口の甘い言葉と、出口の請求額のギャップ」です。
ネット上には「稼げない」「詐欺だ」という声が溢れていますが、これらは単なるアンチの叩きではなく、構造的な問題に基づいた悲鳴です。
「動画を見るだけ」と言って集客し、実際には難易度の高いブログ運営を高額で売りつける。
このビジネスモデル自体に、誠実さを感じるでしょうか?
もし本当にアフィリエイトを学びたいなら、月額数千円のオンラインサロンや、市販の書籍(1,500円程度)でも十分すぎるほど質の高い情報は手に入ります。
いきなり数十万円を払う必要は、どこにもありません。
結論:株式会社TOPの副業は推奨できない
今回の検証結果をまとめます。
- 広告内容が虚偽に近い:「動画視聴」ではなく、実態はブログアフィリエイト。
- 高額なバックエンド:無料・低額の入り口から、最大250万円規模の請求が待っている。
- 運営の実態が不透明:ワンルームマンション拠点、特商法の画像化など、信頼性に欠ける。
- 返金のハードルが高い:セルフバックなどを理由に、保証が機能しない可能性大。
以上の理由から、私は株式会社TOP(嶋村柾生)の副業案件をおすすめしません。
「楽して稼げる」という人間の弱い心(インサイト)を巧みに突いた案件ですが、その先に待っているのは、楽園ではなく借金の山である可能性が高いです。
副業で稼ぐことは、決して悪いことではありません。
むしろ、これからの時代には必要なことです。
しかし、それは「正しい知識」と「適正な価格」で学ぶべきものです。
焦る必要はありません。
まずは一度深呼吸をして、そのクレジットカードを財布に戻してください。
ちなみに、私が実際に検証して「これは再現性がある」「リスクが限定的だ」と感じた情報は、別の場所でまとめています。
本当に価値のある情報は、派手な広告の裏側ではなく、意外と地味な場所に転がっているものですよ。
もし「すでに払ってしまった」「どうすればいいかわからない」という方がいれば、一人で抱え込まずに相談してください。
私の知る限りの対処法や、より安全な道のりをお伝えできるかもしれません。











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