カズオです👍
最近、SNSや検索広告で「アプリを起動するだけで月50万円」とか「週1回の操作で放置OK」って謳い文句、よく見かけませんか?
正直、私も最初「また新しい副業か」と思ってスルーしていたんですが、問い合わせが増えてきたんですよね。「本当に自動で稼げるのか」「怪しくないか」って。
色々調べてみたんです。
そしたら、これはもう“推奨”どころか、かなり危険な案件だという結論に至りました。
今回は、その理由を事実ベースでお伝えします。
自動収入アプリサポートとは何か
まず、整理しましょう。
この案件は「自動収入アプリ」「自動収入アプリサポート」「AIアプリサポート」など、名前を変えて展開されているようです。
案内人は坂口健太さん。LP(ランディングページ)ではこんなことを謳っています。
- アプリを起動するだけで月50万円
- 週1回起動で放置OK
- スターターキット0円
- 応援金3万円付与
聞こえはいいですよね。未経験でも簡単、初期費用なし、さらに応援金までもらえる。
でも、この“聞こえの良さ”こそが、最大の注意ポイントなんです。

「0円で始められるなら試してみようかな」って思いますよね



その気持ち、よくわかります。でも、0円の先にあるものを見る必要があるんです。
特商法表記を徹底チェック
まずは、特定商取引法に基づく表示を確認しましょう。これがビジネスの“顔”です。
これを見て、何か違和感を感じませんか?
そう、法人名がないんです。「自動収入アプリサポート」はサービス名であって、株式会社〇〇という形でない。
しかも住所は、渋谷のオフィスビル一室。これはバーチャルオフィス利用の可能性が極めて高いと指摘されています。実際にその場所に行っても、本格的な事務所があるかどうかは不透明です。
さらに、同じ住所・同じ責任者で「ESTA」「AIアプリサポート」など、類似案件が量産されているとの情報も。
つまり、名前だけ変えて同じ商材を繰り返し売る、いわゆる「焼き直し商材」の典型的なパターンなんですね。
実態は競馬システム「ESTA」の焼き直し
ここが核心です。
「自動収入アプリサポート」の中身は、競馬予想システム「ESTA」の焼き直しだと、複数の検証サイトで指摘されています。
競馬予想システムとは、簡単に言えば「ギャンブルに自動で賭ける」仕組みです。アプリが出走馬のデータを分析して、勝ちそうな馬を自動で選んで購入する。それが「自動収入」というわけですね。
でも、ギャンブルが「安定収入」になるわけがありません。競馬の配当は不確実で、元本割れリスクが常に伴います。予想システムが完璧なら、誰もが使って儲かるはず。そんな世界は存在しない。
心理学的に言えば、これは「スキャシティ効果」と「損失回避の法則を逆手に取ったマーケティングです。「今だけ0円」「応援金3万円」という限定感で焦りを生み、一度手に入れた“機会”を失いたくない心理を突くんですね。
実際にESTAを利用した人の報告を見ると、「2〜3カ月稼働させたがトータルでマイナス」「全く稼げず追加費用だけ膨らんだ」という声が多数。自動収入アプリサポートでも同じ構図が繰り返されていると考えるのが自然です。
口コミ・評判の実態
では、実際に利用した人の声はどうでしょうか?
ポジティブな口コミはほぼ存在しない
ネット上を徹底的に調べましたが、「実際に稼げた」「安定して利益が出た」という具体的な成功体験・数字付きの声はほぼ見当たりません。
これが非常に重要な指標です。もし本当に稼げるなら、喜んで口コミする人が出てくるはず。良い口コミがないということは、良い体験をした人がいないと解釈するのが妥当です。
ネガティブな口コミが多数
一方で、被害報告や不満の声は山ほどあります。代表的なパターンを整理すると:
- 高額プランへの勧誘:「初期費用0円」と聞いていたのに、電話サポート経由で数十万円〜50万円超の有料プランを契約させられた
- 稼げない:競馬システムを2〜3カ月稼働させてもトータルでマイナス。全く稼げず追加費用だけ膨らんだ
- サポート不備:タブレットが届かない、不良品、サポートの連絡が途絶える
- 巨額損失:総額50万円前後支払っても利益ゼロというケースも
特に最初の「0円→高額プラン」への誘導は、営業トークの常套手段です。まずは無料で興味を引き、電話で“個別相談”を装いながら、高額プランを売り込む。これは投資詐欺やマルチ商法でもよく見るパターンですね。



でも、3万円の応援金って書いてあったのに…



それも戦略の一部です。小さな“得”を印象付けて、大きな“損”に気づかせない。行動経済学で言う「錨付け効果」ですね。
なぜ「怪しい」と言われるのか
複数の検証サイトで「怪しい」「危険」と評される理由を、客観的に整理します。
1. 法人名の不記載
特定商取引法では、事業者名(法人名)の明記が義務付けられています。しかし「自動収入アプリサポート」は屋号のみ。これは法令順守の観点で大きな不備です。何か問題が起きた時、誰に責任を追及すればいいのか不明なんですね。
2. バーチャルオフィスの疑い
所在地の「東京都渋谷区宇田川町34番5号 サイトービルⅢ-5F24号」は、レンタルオフィスやバーチャルオフィスとして有名な場所です。実際にそこに本社があるのか、それともただの郵便受けなのか。不透明な運営実態は、トラブル時のリスクを高めます。
3. 焼き直し商材の構造
同じ坂口健太さん、同じ住所で「ESTA」「AIアプリサポート」などが繰り返し展開されているとの情報。悪評が立つたびに名前とLPを変えて再登場する。これはプロダクトの質を改善するのではなく、評判を切り替えるだけの、いわゆる「逃亡型」ビジネスモデルです。
4. エビデンスの完全欠如
月50万円稼げるという主張の裏付けとなる、第三者機関の検証結果や長期運用実績、返金実績など、一切公開されていません。これだけ大きな金額を謳うなら、データを示すのが当然。示さないということは、データが存在しないか、都合が悪いか、どちらかです。
補足:金融商品で「過去の実績は未来の成果を保証するものではありません」という免責はありますが、それでも実績は示すもの。ましてやギャンブルベースのシステムで「安定収入」を謳うこと自体が、法的にグレーゾーンです。
どんな人が引っかかりやすいか
この手の商材がターゲットにするのは、特定の心理状態の人々です。
- 時間がない人:「週1回でOK」「放置で稼げる」という文言に魅力を感じる
- お金に困っている人:「0円スタート」「応援金3万円」ですぐに現金が手に入るイメージに引かれる
- 未経験者:「誰でもできる」「簡単操作」という表現に安心する
- 儲け話に弱い人:「月50万円」という大きな数字に感情的に反応する
特に「認知的不協和」という心理効果が働きます。一旦「0円で申し込んだ」という行動を取ると、「自分は損をしている」という認識を受け入れたくなくなる。だから高額プランに勧誘されても、「これで稼げなきゃ嫌だ」と思考が歪んで、契約してしまうんですね。
電話でのクロージングは、この心理を巧みに利用しています。「あなたは特別なサポート対象です」「今だけの特別プランです」などと言われれば、拒絶しにくくなる。
中立的な結論と代替案
さて、ここまで事実を整理してきました。では、総合的にどう評価するべきか。
結論から言いますと、自動収入アプリサポートへの登録・契約は、推奨しません。
理由は以下の通りです。
- ビジネスモデルがギャンブル依存で、元本割れリスクが極めて高い
- 特商法表記に法人名がなく、運営実態が不透明
- ポジティブな口コミがほぼ存在しない
- ネガティブな口コミが多数かつ具体的
- 同一人物・同一住所で類似案件が繰り返し展開されている(焼き直し商材の疑い)
- 「0円スタート」を謳いながら、実際には数十万円の高額プランへ誘導される
これらの要素を総合すると、「安定して稼げる副業」としての合理的根拠は一切ないと判断せざるを得ません。
安全な副業とは
では、どんな副業なら安全なのか。方向性だけ示します。
- 法人名・所在地が明確で、実態の確認できる案件
- 過去の実績・データが公開され、検証可能な案件
- 初期費用が明確で、追加料金のない案件
- ポジティブな口コミが多数存在する案件
- ギャンブル要素がなく、スキルや労働で対価を得られる案件
例えば、在宅ワーク系のデータ入力、ライティング、プログラミングなど。初期投資が不要で、実績を積み上げられるタイプの副業です。
自動収入アプリを見分ける7つのチェックポイント
今後、同じような「自動収入アプリ」を見かけた時のチェックリストを作りました。
- 法人名は明記されているか?屋号のみは危険信号
- 所在地は実在する本社か?バーチャルオフィスは怪しい
- 利益の根拠は示されているか?「月50万円」だけでなく、どうやって稼ぐかが不明瞭ならNG
- 口コミは検索できるか?ポジティブな体験談がゼロなら要注意
- 初期費用0円の先に何があるか?電話相談→高額プランへの誘導パターンが多い
- 同じ運営者の類似案件はないか?名前を変えて繰り返し展開されているか検索
- ギャンブル要素は含まれていないか?競馬、FX、仮想通貨など「自動売買」は99%が危険
これらのうち、3項目以上該当したら、登録を控えることをおすすめします。



でも、もし既に申し込んでしまったらどうしたらいいですか?



クーリングオフ制度を確認してください。訪問販売や電話勧誘の場合、8日間以内なら無条件で解除可能です。迷ったらすぐに電話を切り、専門家に相談することを優先してください。
まとめ
自動収入アプリサポートについて、事実ベースで検証してきました。
結論は明確です。この案件は「稼げる副業」として推奨できません。競馬システムの焼き直し、法人名の不記載、ネガティブ口コミの多数、高額プランへの勧誘パターン。どれを取ってもリスクが高すぎます。
特に「放置で稼げる」という言葉には要注意です。本当にそんなうまい話があるなら、誰もがやっているはず。そうなっていないということは、それがうまい話に見せかけた罠だという証拠です。
副業を探すなら、自分のスキルや時間を使って対価を得られる、透明性の高い案件を選ぶべきです。
参考になったら嬉しいです。
間違っているかもしれませんが、現時点で得られる情報を精査した上での判断です。
もし、新たな情報や実体験があれば、教えていただけると助かります。
最後に:良い口コミはネットで書くユーザーは存在しないというルールがあります。つまり、良い口コミがないから怪しいという判断は一概に当てはまりません。しかし、悪い口コミが多数あり、かつ具体的な被害内容が一致する場合は、それは重大な警告信号です。今回の案件はまさにそのパターンでした。











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