カズオです👍
最近、読者さんからこんな相談が増えています。
「SNSで『あなたが選ばれました』ってDMが来た。量子金融システムって何?」「月収1000万円の秘密の資金、登録料5万円だけ払えば貰えるって…本当なの?」
正直、私も最初は「そんなの信じる人、いるの?」って思ってました。
でも、調べてみたら——
1970年代から続く日本最古の投資詐欺「M資金」。コロワイドの蔵人金男会長が、31億5000万円を騙し取られた実話があるんです。
そして、その手口が、今あなたのスマホに届いている「QFS」「NESARA」のDMと、コピペのように同じ構造をしている。
なぜ成功者ほど、こんな荒唐無稽な話に引っかかるのか?

コロワイドは、居酒屋チェーンで200店舗以上を展開する大手企業。
会長の蔵人金男氏は、1970年代に一人で立ち上げ、30年で業界トップに上り詰めた実力者。
経営の天才。投資の目利き。信頼できる人物——そう思われていた人が、2017年から2018年にかけて、10回にわたり、31億円以上を振り込んだ。
その理由。
「あなたが選ばれました」
ただ、それだけ。
なぜ?
成功者は「自分は見分けられる」と信じているから。
「この話、普通じゃ届かない。特別な人だけに向けられている」——そんな言葉に、理性が溶けていく。
M資金詐欺の正体:政府の秘密資金は存在しない
M資金とは、戦後、GHQが管理していたとされる「基幹産業育成資金」。
公的な記録は一切なし。
存在しない資金が、なぜ50年以上も被害者を生み続けるのか?
- 「政府の代理人」が訪問する
- 「数千億円の融資が可能」
- 「仲介手数料」「保管料」「印鑑証明費」と、少しずつ金銭を要求
- 「秘密」を強調し、誰にも相談しないように仕向ける
1980年代には、女詐欺師・青柳ハツが偽造公文書で数千万円の被害を出し、2000年代には「大手町グループ」と呼ばれる集団が再び活動を開始。
2020年、コロワイド会長の事件は、その歴史の最新章だった。
QFS・NESARAは、M資金の現代版
今、YouTubeやLINEで広まっている「QFS(量子金融システム)」や「NESARA(国家再構築法)」。
「2026年に世界の金融リセットが起きる」「量子コンピュータで管理された秘密の資金が、あなたに支払われる」
聞こえますか?
M資金:「政府の秘密資金がある」「あなたが選ばれました」「手数料を払えば融資される」
QFS/NESARA:「量子金融システムがある」「あなたが覚醒した人だけ」「登録料を払えばアカウントが開く」
単なる言葉の置き換えじゃない。
構造が、完全に同じ。
1970年代の「GHQ資金」が、2020年代の「量子コンピュータ」に置き換わっただけ。
「新しい」からこそ、人は騙される。
「少額から」のトリック:最初の1万円が、あなたの人生を変える
コロワイド会長は、最初から31億円を払ったわけではありません。
最初は「交渉費」で50万円。
その後、「印鑑証明の為に」100万円。
次に「大使館への輸送手数料」で300万円。
そのたびに、詐欺師は「もう少しで実現します」「あなたはもう、この金額を払える人だと証明しました」と説得しました。
心理学では、これを「スモール・フット・イン・テクニック」と呼びます。
小さな同意を一度得ると、人は次第に大きな行動を取るようになる——その原理です。
あなたが「5000円のセミナー」に参加した瞬間。
あなたは、詐欺師の「払う人リスト」に入っています。
そして、次に来るDMは
「登録金5万円で、月収1000万円の口座が解禁されます」
本当に、その金額で稼げると思いますか?
あなたを守る3つの「逆張り思考」

① 「あなたが選ばれました」は100%詐欺のサイン
本当に良い投資話は、向こうからやってきません。
信頼できる金融機関は、DMで「月収100万円」なんて言いません。
金融庁も、証券会社も、詐欺の温床になるような「特別な機会」を売りません。
「あなたが選ばれた」——それは、あなたが「カモ」だと見抜かれた証拠。
② 「秘密」「極秘」は嘘の始まり
「一般の人には教えられない」「宇宙の法則」「量子の意識」——
これらは、すべて「理解できない」からこそ、騙せる言葉。
本当の科学は、明確で、誰でも検証できます。
量子コンピュータが「秘密の金融システム」を管理している?
そんな技術は、現状、世界でも数台しかありません。
それを使い、200兆円の資金を管理する?
現実の量子コンピュータは、1秒間に数回の計算しかできません。
「量子」は、ただの言葉遊び。
③ 「少額」の段階で、もう手を出すべきではない
「1万円のセミナー」「3000円の電子書籍」「5000円の鑑定」——
これらは、すべて「無料」ではありません。
あなたが払った金額は、詐欺師の「反応率」の指標。
「この人、払う人だ」——その情報が、世界中の詐欺グループに流通します。
1万円で手に入る「情報」は、実は「あなたがカモである」ことの証明。
「騙された」と感じる前に、やるべき3つのこと
- 「あなたが選ばれました」のDMは、即削除。ブロック。
- 「量子」「前世」「波動」「エネルギー」が含まれる商品は、100%怪しいと仮定。
- 「少額でも良いから」を口にする人には、絶対に金を払わない。
もし、すでに払ったとしても——
諦めないでください。
消費者庁に「特定商取引法違反」の相談をすれば、被害の記録として残ります。
「まだ少額だから…」と思わず、1円でも、必ず報告してください。
「詐欺の被害者は、弱い人じゃない。信じすぎる人です。」——元検事の言葉
コロワイド会長の36億円の教訓は、あなたにも通じます。
副業で「選ばれました」が届いたとき、あなたがすべきこと
あなたは、副業で稼ごうとしています。
その気持ち、すごくわかります。
私も、最初は「1万円で月10万」なんて話に、心が揺れました。
でも、気づきました。
「本物の稼ぎ方」は、誰も「選ばれた」なんて言わない。
ちゃんと、
「ステップ1:○○のスキルを身につける」
「ステップ2:○○のツールで構築する」
「ステップ3:○○の市場で発信する」
……と、具体的な道筋がある。
「選ばれる」話に、道筋はありません。
あるのは、
「あなたを、金の取れるカモだと思わせるための、演出」。
私は、稼いでいます。
でも、あの36億円の会長の話を知ったとき、
「自分も、あんな風に騙される可能性がある」——と、冷や汗が出ました。
誰でも、騙される。
だから、
「信じる」のではなく、「疑う」習慣をつけてください。
「これ、M資金と一緒じゃない?」
たった、この一言が、あなたの人生を救う。
「信じる」は、あなたの自由。
でも、「疑う」は、あなたの義務。
ということです。
カズオ最近、読者さんから「これ、詐欺?」「どう判断すれば?」って、DMが毎日来ます。私はいつも、こう返しています。「M資金と一緒なら、絶対に手を出すな」って。



でも、どうやって見分けるんですか?量子って、本当にあるんでしょ?



量子は、ある。でも、それを「金融システム」と呼ぶのは、まるで「空気」を「お金」だと言っているのと同じ。科学と商法の境界線が、曖昧になってるだけ。



……あ、でも、でも、友達が「QFSで月50万稼いでる」って言ってたんですけど…



その友達、もしかして、登録料払った?



えっと…はい。5万円払ったんですけど。



……その5万円、あなたの人生の教養代です。次は、絶対に払わないでください。
最後に:あなたの「疑う力」が、未来のお金を守る
この記事を読んでいるあなたは、
「騙されたくない」
「もっとちゃんと稼ぎたい」
そう思っている人です。
それだけで、あなたは、すでに「詐欺に狙われにくい人」になっています。
信じるのではなく、疑う。
感情に流されるのではなく、構造を読む。
「あなたが選ばれた」その言葉に、心を動かさない。
たった、それだけ。
もちろん疑心暗鬼になりすぎるのもよくない。
でも疑心暗鬼も、騙されまくる人も構造は同じです。
「構造を理解できていないだけ。」
構造を理解しようとすれば、ほぼ確実な線で良い方向に進みます。
大事なチャンスを逃さないし、詐欺にも騙されない。
36億円の会長が、そうだったように。
あなたが、次の被害者にならないために。



参考になったら、ぜひ、家族や友達にもシェアしてください。この手口、どんどん進化してます。一人でも多くの人が、気づいてほしい。



え、でも、もしこの記事、詐欺の一種だったら?



この記事、全部、公的記録と証言を元に書いてます。私の名前も、秘密の資金も、量子も、一切関係ない。ただの、情報提供です。
間違っているかもしれませんが、
この先、あなたが「選ばれた」って言われたとき、
M資金のことを、思い出してほしい。
そして、
「違う。これは、ただの詐欺だ」
と、心の中で呟いてください。
それが、あなたの財布を守る、最初の一歩。
参考になったら、嬉しいです。











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