
カズオです👍
ツール関連の設置設定は、私のサイトでは、すべて代行をしていて ほぼどのツールでも一瞬で完了しています。
前日もLINEで設置依頼がありましたが 万が一パソコンの前にいた場合なら、1分~3分もあれば完結します。
しかし、私はいつでも奴隷のように設置や不具合を修正可能ですが、最低限の知識としてこれだけは覚えてほしいんです。
ファイルは確かにサーバにアップしたはずなのに、なぜか表示されない。
何度やり直しても404。
「自分のやり方が間違っているのか?」 「サーバ側の問題なのか?」
そんな疑問を抱えたまま、何時間も無駄にしてしまう…。
実は、この404エラーの原因は極めてシンプルです。
それは、
「サーバごとに異なる”公開フォルダ”にファイルをアップしていないから」
です。
レンタルサーバには、「ファイルを置く場所」と「実際にWeb上で公開される場所」が明確に分かれています。
つまり、
そして、この「公開フォルダ」の名前は、サーバ会社によって全く異なるのです。
MixHostでは「public_html」
エックスサーバーでは「ドメイン名/public_html」
ヘテムルでは「web」
この違いを知らずにアップロードするから、404エラーが出る。
ただそれだけの話なんです。
今回の記事では、
・MixHost ・シンサーバー ・エックスサーバー ・ロリポップ ・ヘテムル
この5社の「公開フォルダ」を一覧表で整理し、さらに各サーバごとの正しいアップロード手順を実例ベースで解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたは二度と404エラーで悩む事はなくなるでしょう。
それでは、早速本題に入っていきます🔥
なぜ404エラーが出るのか?初心者が知らない”公開フォルダ”の基本
FTPソフトを使ってファイルをサーバにアップロードしたのに、ブラウザでURLにアクセスすると「404 Not Found」と表示される。
この現象に遭遇した時、多くの初心者は「自分のやり方が間違っている」と考えてしまいます。
でも実際には、あなたのやり方が間違っているわけではありません。
単に「アップロード先のフォルダ」が間違っているだけなのです。
FTPでアップロードしても表示されない本当の理由
レンタルサーバには、大きく分けて2種類のフォルダが存在します。
①ルートディレクトリ(サーバの最上位フォルダ) ②公開フォルダ(Web上で実際に公開される場所)
FTPソフトで接続すると、最初に表示されるのは「ルートディレクトリ」です。
ここには、サーバの設定ファイルやログファイルなど、様々なフォルダやファイルが並んでいます。
そして、この中に「公開フォルダ」と呼ばれる特別なフォルダが存在するのです。
例えば、MixHostであれば「public_html」というフォルダ。 ヘテムルであれば「web」というフォルダ。
この公開フォルダの中にファイルをアップしないと、Web上では一切表示されません。
逆に言えば、ルートディレクトリ直下にファイルをアップしても、それはサーバ内部には存在していても、インターネット上からはアクセスできない場所に置かれている状態なのです。
だから、404エラーが出る。
これが、初心者が必ずつまずく「公開フォルダ」の罠です。
「ルートディレクトリ」と「公開フォルダ」の違いを図で理解する
言葉だけではわかりにくいので、具体的に図で説明します。
【FTP接続直後に見える画面(ルートディレクトリ)】
├─ public_html/ ← ★これが公開フォルダ(MixHostの場合)
├─ mail/
├─ log/
├─ .htaccess
└─ その他のファイル
この構造において、Web上で公開されるのは「public_html」フォルダの中身だけです。
つまり、
public_html/tokuten.pdf
→ https://yourdomain.com/tokuten.pdf でアクセス可能tokuten.pdf
(ルート直下) → アクセス不可(404エラー)
という違いが生まれるのです。
「たったこれだけの違い?」
そう思うかもしれません。
でも、この「たったこれだけの違い」を知らないがゆえに、何時間も無駄にしてしまう初心者が後を絶たないのが現実なのです。
サーバごとに公開フォルダ名が異なる事実
さらにややこしいのが、この公開フォルダの名前がサーバ会社によって全く異なるという点です
サーバ名 | 公開フォルダ名 |
---|---|
MixHost | ドメイン名/public_html |
シンサーバー | ドメイン名/public_html |
エックスサーバー | ドメイン名/public_html |
ロリポップ | 契約時に指定したフォルダ名 ※初期はFTPで入るとそこが公開ディレクトリ |
ヘテムル | web |

慣れると直感で分かりますしサーバ会社の説明が必ずどこかにあります。
「前使っていたサーバではpublic_htmlにアップすればよかったのに、ヘテムルに変えたら404が出るようになった…」
という事態が発生するわけです。
特に、複数のサーバを使い分けている場合や、サーバ移転をした直後などは、この違いを混同してしまいがち。
「あれ、このサーバの公開フォルダって何だっけ…?」
そう迷った時に、この記事を見返してもらえれば、一発で正解ルートがわかるようになっています。
404エラーは「知識不足」ではなく「知らなかっただけ」
ここまで読んで、あなたはこう思ったかもしれません。
「なんだ、ただフォルダを間違えていただけか…」
その通りです。
404エラーが出る原因の9割以上は、この「公開フォルダの理解不足」です。
決して、あなたのスキルが足りないわけでも、才能がないわけでもありません。
ただ単に「知らなかっただけ」
それだけの話なのです🔥
逆に言えば、この記事を読んでいる今この瞬間から、あなたは「知っている側」の人間になります。
次に、各サーバごとの公開フォルダを具体的に解説していきますので、あなたが使っているサーバの部分を重点的にチェックしてください。
そして、この記事をブックマークしておいて、今後ファイルをアップする度に見返すようにすれば、二度と404で悩む事はなくなるでしょう。
比較表】レンタルサーバ5社の公開フォルダ一覧|これだけ覚えればOK
404エラーが出る原因は「公開フォルダの違い」にあると解説しました。
ここからは、実際に各サーバの公開フォルダ名を一覧表で整理していきます。
この表を見れば、あなたが使っているサーバの「正解ルート」が一発でわかります。
サーバ名 | 公開フォルダ名 |
---|---|
MixHost | ドメイン名/public_html |
シンサーバー | ドメイン名/public_html |
エックスサーバー | ドメイン名/public_html |
ロリポップ | 契約時に指定したフォルダ名 |
ヘテムル | web |
この表を見て、まず気づくべきポイントが3つあります。
①MixHost・シンサーバー・エックスサーバーは全く同じ階層構造
この3社は、公開フォルダの構造が完全に統一されています。
FTP接続直後のルートディレクトリには、ドメイン名フォルダが並んでいて、その中に「public_html」が存在する形です。
【MixHost / シンサーバー / エックスサーバー共通】
├─ example.com/
│ └─ public_html/ ← ここが公開フォルダ
├─ example2.com/
│ └─ public_html/
└─ その他のフォルダ
つまり、この3社間でサーバ移転をする場合、FTP操作で迷う事はほぼありません。
構造が完全に同じなので、直感的に理解しやすいのが大きなメリットです。
逆に言えば、複数ドメインを運用している場合は「どのドメインフォルダの中のpublic_htmlにアップするのか」を間違えないよう注意が必要です。
ロリポップは契約時に自分で決めたフォルダ名
ロリポップは、他の4社とは異なり「契約時に自分で指定したフォルダ名」が公開フォルダになります。
例えば、契約時に「mysite」と指定していれば、公開フォルダは「mysite」です。
「あれ、自分が何て名前にしたか忘れた…」
という場合は、ロリポップの管理画面(ユーザー専用ページ)から確認できます👍
ドメイン設定に移動して確認しましょう。
【確認方法】




ここに書いてます。
ここに記載のフォルダに何かをアップロードするとWEBに公開されます。
空白の場合は、FTP接続で最初に開いたフォルダが公開フォルダです。
初めてロリポップを使う人が404エラーを出しやすいのは、この「自分で決めたフォルダ名」を忘れているケースが圧倒的に多いからです。
③ヘテムルだけ「web」という独自仕様
ヘテムルは、他の4社とは全く異なり「web」という名前を採用しています。
しかも、ドメインフォルダの階層構造ではなく、ルート直下に「web」フォルダが存在する形です。
【ヘテムル】
├─ web/ ← ここが公開フォルダ
├─ log/
└─ mail/
「public_html」という名前に慣れている人が初めてヘテムルを使うと、
「あれ、public_htmlがない…?どこにアップすればいいんだ?」
と混乱するケースが非常に多いです。
でも、安心してください。
「web」フォルダが、他サーバでいうところの「public_html」と全く同じ役割を果たしています。
各サーバのFTP接続後に最初に見える画面の違い
表だけ見ても、実際のFTP画面がイメージできない方もいると思います。
ここで、各サーバごとに「FTP接続直後に何が見えるのか」を簡単に整理しておきます。
【MixHost / シンサーバー / エックスサーバー】
├─ example.com/
│ └─ public_html/ ← ここが公開フォルダ
├─ example2.com/
│ └─ public_html/
└─ その他フォルダ
3社とも全く同じ構造です。
ドメインフォルダの中に入ってから、さらに「public_html」に入る必要があります。
【ロリポップ】
├─ あなたが指定したフォルダ名/ ← ここが公開フォルダ
├─ web-console/
└─ log/
契約時に自分で決めたフォルダ名が表示されます。
もし忘れている場合は、管理画面で確認してください。
【ヘテムル】
├─ web/ ← ここが公開フォルダ
├─ log/
└─ mail/
ルート直下に「web」フォルダがあります。
ドメインフォルダを経由しないので、逆にシンプルとも言えます。
「ここにアップすれば確実」という正解パスを明示
ここまで読んで、あなたはもう迷う事はないはずです。
例えば、「tokuten.pdf」という特典ファイルを配布したい場合、各サーバでのアップロード先は以下の通りです。
├─ web/ ← ここが公開フォルダ
├─ log/
└─ mail/
ルート直下に「web」フォルダがあります。
ドメインフォルダを経由しないので、逆にシンプルとも言えます。
「ここにアップすれば確実」という正解パスを明示
ここまで読んで、あなたはもう迷う事はないはずです。
例えば、「tokuten.pdf」という特典ファイルを配布したい場合、各サーバでのアップロード先は以下の通りです。
【MixHost / シンサーバー / エックスサーバー】 → example.com/public_html/tokuten.pdf
(example.comの部分は、あなたのドメイン名に置き換えてください)
【ロリポップ】 → あなたが指定したフォルダ名/tokuten.pdf
【ヘテムル】 → web/tokuten.pdf
このパスにアップロードすれば、
でアクセス可能になります。
逆に、これ以外の場所にアップしても404エラーが出るだけです。
「たったこれだけの違い」ですが、知っているか知らないかで、作業効率が天と地ほど変わります。
特に、MixHost・シンサーバー・エックスサーバーを使っている場合は、
「ドメインフォルダ → public_html」という2階層構造を忘れない事
これが最重要ポイントです。
ルート直下に「public_html」があると勘違いして、間違ったドメインフォルダにアップしてしまうケースが本当に多いので、注意してください。
この表は、今後何度も見返す事になるはずなので、ブックマークしておく事を強くおすすめします。
それでも404が出た時の原因切り分けチェックリスト
ここまでの解説を読んで、正しい公開フォルダにファイルをアップロードしたはずなのに、それでも404エラーが出る…。
そんな時は、公開フォルダ以外の原因が潜んでいる可能性が高いです。
この見出しでは、「正しい場所にアップしたのに404が出る」という状況で確認すべきチェックリストを解説していきます。
一つずつ、冷静に確認していけば、必ず原因が見つかります。
①ファイル名の大文字・小文字が間違っている
これは、意外と見落とされがちなミスです。
例えば、あなたがアップロードしたファイル名が「Tokuten.pdf」だったとします。
そして、ブラウザでアクセスするURLが「https://yourdomain.com/tokuten.pdf」だった場合…
Windowsのローカル環境では問題なく開けても、Linuxベースのサーバ上では404エラーが出ます。
なぜなら、Linuxサーバは「大文字と小文字を別のファイル」として認識するからです。
つまり、
Tokuten.pdf
≠tokuten.pdf
という扱いになるのです。
【確認方法】
- FTPソフトでアップロードしたファイル名を確認
- ブラウザのURLバーに入力したファイル名と完全に一致しているか確認
- 一文字でも大文字・小文字が違えば、ファイル名を修正するかURLを修正する
特に、Windowsユーザーはこのミスに気づきにくいので、注意が必要です。
②パーミッション(権限設定)が間違っている
ファイルを正しい場所にアップしても、サーバ側で「このファイルは誰にも見せない設定」になっていれば、当然404エラーが出ます。
これが「パーミッション設定」の問題です。
通常、ファイルのパーミッションは「644」、フォルダのパーミッションは「755」に設定する必要があります。
【確認方法】
- FTPソフトでアップロードしたファイルを右クリック
- 「パーミッション」または「属性変更」を選択
- 数値が「644」になっているか確認
もし「600」や「640」など、別の数値になっていたら、「644」に変更してください。
また、フォルダのパーミッションが「700」などになっている場合も、「755」に変更する必要があります。
③.htaccessで特定のファイルやディレクトリがブロックされている
サーバの「.htaccess」というファイルで、特定のファイルやフォルダへのアクセスを制限している場合があります。
特に、WordPressをインストールしている場合、セキュリティプラグインが自動的に.htaccessを書き換えて、特定のファイル形式をブロックしている事があります。
【確認方法】
- FTPソフトで「public_html」フォルダ内の「.htaccess」ファイルを探す
- ファイルをダウンロードして、テキストエディタで開く
- 以下のような記述がないか確認
<Files ~ "\.pdf$">
Order allow,deny
Deny from all
</Files>
このような記述があると、PDFファイルへのアクセスが全て拒否されます。
もし該当する記述があれば、その部分を削除するか、コメントアウト(行頭に「#」を追加)してください。
# <Files ~ "\.pdf$">
# Order allow,deny
# Deny from all
# </Files>
ただし、.htaccessを編集する前に、必ずバックアップを取っておく事を強くおすすめします。
間違った編集をすると、サイト全体が表示されなくなる可能性があるからです。
④ブラウザやCDNのキャッシュが残っている
ファイルを正しくアップロードしたのに404が出る場合、実は「キャッシュが原因」という事も珍しくありません。
特に、以下のようなケースでキャッシュが影響します。
- 以前、同じURLで別のファイルを公開していた
- CDN(CloudflareやJetpackなど)を使っている
- ブラウザのキャッシュが残っている
【確認方法】
- ブラウザのシークレットモード(プライベートブラウジング)で同じURLにアクセス
- それでも404が出るなら、キャッシュ以外の原因
- シークレットモードで表示されるなら、キャッシュが原因
キャッシュが原因の場合、以下の対処法があります。
- ブラウザのキャッシュをクリア(Ctrl+Shift+Delete)
- CDNを使っている場合、CDN側のキャッシュをクリア
- 時間を置いて再度アクセス(キャッシュが自動で削除されるまで待つ)
⑤ファイルが実際にアップロードされていない
「アップロードしたつもり」になっているだけで、実際にはサーバにファイルが存在していない…というケースも意外とあります。
FTPソフトでアップロード中にエラーが出ていたり、途中で通信が切れていたりすると、ファイルが不完全な状態でアップされる事があります。
【確認方法】
- FTPソフトで該当のフォルダを開く
- アップロードしたはずのファイルが実際に存在するか確認
- ファイルサイズが「0KB」になっていないか確認
もしファイルが存在しない、またはサイズが0KBになっている場合は、再度アップロードしてください。
⑥URLのパス(階層)が間違っている
最後に、意外と多いのが「URLのパス自体が間違っている」というミスです。
例えば、以下のようなケースです。
- アップロード先:
example.com/public_html/files/tokuten.pdf
- アクセスしているURL:
https://example.com/tokuten.pdf
この場合、正しいURLは https://example.com/files/tokuten.pdf
です。
つまり、「filesフォルダの中にアップしたのに、URLではfilesを省略している」という状態です。
【確認方法】
- FTPソフトで、ファイルがどのフォルダ階層にあるか確認
- そのフォルダ階層と、ブラウザでアクセスしているURLが一致しているか確認
もし一致していなければ、URLを修正するか、ファイルを正しいフォルダに移動してください。
404エラーは「消去法」で必ず解決できる
ここまで6つのチェックポイントを解説しました。
正直なところ、404エラーの原因は「これだ!」と一発で特定できる事は少ないです。
でも、このチェックリストを上から順番に確認していけば、必ず原因が見つかります。
というのも、404エラーが出る原因は限られているからです。
- ファイルが存在しない(または間違った場所にある)
- ファイル名が間違っている
- パーミッションが間違っている
- .htaccessでブロックされている
- キャッシュが残っている
- URLが間違っている
このどれかに必ず当てはまります。
だから、焦らず一つずつ確認していけば、絶対に解決できるのです。
「自分には無理だ…」と諦める必要は一切ありません。
この記事をブックマークしておいて、404が出た時にこのチェックリストを見返してください。
そうすれば、あなたは二度と404エラーで悩む事はなくなるでしょう👍
もしも不明なことがあればいつでも連絡ください🔥
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