カズオです👍
最近、SNSで「AIを使ってTikTokで稼ぐ」という副業広告をよく見かけませんか?
特に「株式会社Create Nova」という名前で勧誘が来ている人もいるはずです。実は、この案件についての相談が急増しているんです。
調べてみると、かなり深刻な事態が分かりました。230万円もの高額プラン、AnyDeskを使った遠隔操作での借入誘導、そしてほとんど稼げないという現実。
この記事では、法人登記情報、口コミ、契約者の証言など、入手できる限りのデータを元に、徹底的に検証していきます。

「AIだから簡単に稼げるって本当かな?」



その疑問、当然です。実は私も最初、AIなら可能性があるかもと思ったんですが、数字を追い詰めていくと、かなり怪しい匂いがしてきました。
株式会社Create Novaってどんな会社?
まずは、この会社の正体を法人登記情報から確認しましょう。
事業者名:株式会社Create Nova(クリエイトノヴァ)
法人番号:3010401182557
登記住所:東京都世田谷区太子堂4-8-15 カーサレジオ101
電話番号:03-6820-6350
代表者:田中悠将
法人番号指定日は2024年5月16日。つまり、2024年に設立された比較的新しい会社です。
2025年2月18日には所在地変更の履歴も確認できます。
法人登記が存在する = 安心、というわけではありません。ペーパーカンパニーでないことは確かですが、それだけでは全く信用に値しません。
実は、この会社の住所にはかなりの違和感があります。
登録当初は東京都港区南青山3-1-36 青山丸竹ビル6F。
その後、世田谷区太子堂に移転。
さらに、記事によると新宿区百人町1-24-22 宝月荘3号室にも移転しているとのこと。
この宝月荘、JR大久保駅近くの「木造アパート」のような物件だそうです。月収200万円を謳う副業会社の本社としては、かなり意外な環境です。
青山→世田谷→新宿と、短期間で3回も移転。しかも最終的にはアパート名義の住所。
これは、実態の追跡を避けたい業者が取りやすい典型的なパターンです。
「スマホワーク」の仕組みと勧誘の手口
この案件の中身は、AIを使ったTikTokアフィリエイトです。
具体的には、ChatGPTで動画脚本を作成、DALL-Eで画像生成、D-IDで動画化、CapCutで編集、TikTokにアップしてフォロワーを増やし、アフィリエイトで収益化するという流れ。
聞こえはいいですよね。でも、実際の勧誘方法が問題なんです。
典型的な流れはこうです。
- ネットで副業を検索
- TikTokやSNS広告からLINEを追加
- LINE上でやり取り → 電話アポを取られる
- 通話でスマホワーク説明と「高額サポートプラン」の契約を迫られる
LINEアカウント名は「🌼 ⓀⓄⓀⓄⓂⒾ🌼」「ⓈⒶⓀⒾ」「【公式】ジョブ案内」など、一見“事務局・求人公式”風の名称を使う事例が多数報告されています。
つまり、最初は無料や低額で始められる雰囲気を醸し出し、電話でいきなり高額プランを持ちかけるという、かなり攻撃的な勧誘法です。



「電話で初めて金額聞いた時、本当にびっくりしました…」



その気持ち、よく分かります。まずは「AIで簡単に稼げる」という夢を見せて、次に「サポートが必要」と心理的に追い詰め、最後に高額プランを提示する。これは行動経済学で言う「アンカー効果」と「損失回避」の心理を巧みに利用した手法です。
驚愕の料金プランと目標収支の非現実性
さて、問題の料金プランです。
外部記事で確認できるサポートプランは以下の7種類。
- FREE PLAN:0円(目標収支記載なし)
- MINI PLAN:10万円、目標収支5万円/月
- SILVER PLAN:40万円、目標収支20万円/月
- GOLD PLAN:80万円、目標収支40万円/月
- DIAMOND PLAN:130万円、目標収支80万円/月
- PLATINUM PLAN:170万円、目標収支140万円/月
- BLACK PLAN:230万円、目標収支200万円/月
支払い方法は主に銀行振込。ただし、自社口座ではなく、複数の収納代行会社の口座が使われているとの証言もあります。
目標収支が高額で、プラン料金が上がるほど「月収目標」も吊り上がる設計。
これって、どう考えてもおかしくありませんか?
一般的なTikTokアフィリエイトの難易度から考えると、月収5万円でも簡単ではないのに、230万円投資で月200万円なんて、現実離れしすぎています。
しかも、これらの数字は「目標」であり「保証」ではない。でも、勧誘時には「稼げる」と断定的に説明されるケースが多いんです。
料金プランの数字は、あくまでも「目標」です。法律的には「保証」ではないため、後で「稼げなかった」といっても契約解除は難しくなります。これを「稼げる」と断定する勧誘は、断定的判断の提供に該当する可能性があります。
契約者の悲痛な体験談と口コミ
実際に契約した人々の声を見てみましょう。
タレコミ内容の概要です。
- 電話で初めて仕事内容と高額サポートプランの存在を知らされた
- AnyDesk(遠隔操作ソフト)で画面を共有され、消費者金融からの借入を指示された
- 「プラン代は稼げた利益から返済できる」と説明され、目標収益レベルで稼げると断定的に言われた
- 実際は稼げなかった(あるいはほぼ収益なし)
- 返済できないと伝えたところ、初月返済分だけ返金されたが、全額返金には至っていない
さらに、「消費者金融から借りられた金額に応じて、より高額のプランへ誘導された」というケースも。
これって、もはや副業ではなく、借金させるビジネスではないですか?



「AnyDeskで画面見られながら借入って、普通に怖くないですか?」



もちろん怖いです。これは「クレ・サラ強要商法」として、刑事罰の対象になる可能性すらある極めて悪質な手法です。消費者金融から借りたお金で高額プランに入る構造は、まさに「損失回避」の心理を逆手に取った罠です。
TikTokアフィリエイト全般について、Yahoo!知恵袋などでも「稼げない」「難しい」という否定的な声が目立ちます。
案件全体の再現性に、最初から疑問がつきまといます。
法的に問題となり得るポイント
ここまでの内容を法的視点で整理すると、以下の問題点が浮かび上がります。
1. 断定的判断の提供
将来の不確実な収益を「確実に稼げる」「目標収益を達成できる」と断定する勧誘は、特定商取引法で禁じられている「断定的判断の提供」に該当する可能性が高いです。
2. 不実告知
実際の数字と異なる情報を提供し、契約を促した場合、不実告知として契約を取り消すことができます。
3. クレ・サラ強要商法
AnyDeskを使って遠隔操作し、消費者金融から借入を強要する行為は、悪質商法として刑事告発される可能性すらあります。
これらの違法行為が認定されれば、契約の取消しや損害賠償請求が可能になります。ただし、証拠が必要です。LINEのやり取り、通話の録音、契約書、振込明細など、全てを保管しておくことが重要です。
良い点・メリットも一応整理
公平性を保つため、一応の「良い点」も整理しておきます。
- AIツール・動画編集・TikTok運用など、実務的なスキルの基礎には触れられる可能性がある
- 「FREE PLAN」は0円と記載されており、無料で概要だけ知ることは形式上可能
- 法人登記が存在し、ペーパーカンパニーではなく、少なくとも登記上は実在企業である
ただし、これらの「良い点」は、同レベルまたはそれ以上の内容をYouTubeや安価な講座で学べるケースが多いことを考えると、数十万〜200万円超という料金を正当化できるものかは非常に疑問です。
特に「FREE PLAN」は、結局は高額プランへの誘導が目的の「お試し」に過ぎません。
総合評価:どんな人にもおすすめしづらい理由
これまでの検証を踏まえ、結論を述べます。
株式会社Create NovaのTikTok副業(スマホワーク)は、「稼げない可能性が極めて高い、高リスク案件」です。
特に以下の点が致命的です。
- 230万円という異常な高額プラン
- AnyDeskを使った借入誘導という悪質手法
- 短期間での頻繁な住所変更
- 実際に稼げないという多数の証言
- 公式サイトの不明瞭さ
これらは、典型的な「副業詐欺」のパターンとほぼ一致しています。
TikTokアフィリエイト自体、一般に「簡単に稼げる」ものではありません。フォロワーを増やすには戦略的な投稿と継続が必要で、収益化までに相当の時間がかかります。
それを「AIだから簡単」と言い、高額プランに誘導する。しかも稼げないのに借金までさせる。
この構造は、もはや副業ではなく、お金を吸い取る仕組みと言わざるを得ません。
もし契約してしまった場合の対処法
すでに契約してしまった人のために、具体的な対処法を整理します。
1. 証拠を残す
まず、以下のものを全て保管してください。
- 契約書(PDFや紙媒体)
- LINEのやり取り(スクリーンショット)
- 電話の通話履歴(日時・相手番号)
- 振込明細(銀行口座の送金記録)
- AnyDesk使用時の画面(可能であれば)
2. 早期相談が重要
自己交渉は相手に対策される可能性が高いです。早めに以下の機関に相談しましょう。
- 消費生活センター(最寄りの自治体)
- 弁護士会(無料法律相談)
- 国民生活センター(消費者ホットライン)
- 警察(クレ・サラ強要商法の疑いがあれば)
返金交渉は、相手が「合意書」にサインさせようとしてくるかもしれません。しかし、この合意書はあなたの権利を放棄させるためのものかもしれません。絶対に一人で判断せず、必ず専門家に相談してください。
3. 返金請求の可能性
前述の法的問題点(断定的判断の提供、不実告知、クレ・サラ強要)が認定されれば、契約の無効や返金請求が可能になります。
ただし、すでに「初月分だけ返金された」というケースもあるように、部分返金で和解を図る可能性もあります。
ここで重要なのは、相手の言いなりにならないこと。自分の権利を正確に理解し、適切な交渉を行うためにも、専門家の力を借けることが重要です。
まとめ:TikTok副業を選ぶ際のチェックポイント
最後に、副業選びのチェックポイントを整理します。
- 特商法表記があるか(所在地・電話番号・代表者名)
- 所在地が安定しているか(頻繁な移転は危険信号)
- 借入を促されていないか(クレ・サラ強要の危険性)
- 「確実に稼げる」などの断定的表現がないか
- 料金が高額すぎないか(数十万円以上は要注意)
- 実際の口コミを検索できるか
- 公式サイトが存在し、情報開示が透明か
特に「AIだから簡単」という言葉には騙されないでください。AIはツールに過ぎず、ビジネスを成功させるには戦略と継続的努力が必要です。
高額な一括投資よりも、少額から始められるもの、またはスキル投資に重点を置いた副業を優先すべきです。
もしこの記事が、あなたの判断の助けになれば幸いです。
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それでは、また別の記事でお会いしましょう。











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