
カズオです👍
最近、Sora2の話題で持ちきりですね。
私も実際に触ってみて、正直「これはヤバい」と思いました。
ただ、SNSを見ていると気になることがあります。
前回も記事にしましたが、

「Sora2で簡単に動画作れる!最高!」という声がめちゃくちゃ多いんですよね。
でも、ここで一つ質問です。
「簡単に作れる」ということは、他の誰でも簡単に作れるということですよね?
今日はその話をしようと思います。
地味で面白くない話かもしれませんが、本気で稼ぎたいなら絶対に理解しておくべき内容です。
Sora2が破壊したもの
1. 編集スキルの壁
今まで動画を作るには、編集ソフトを使いこなす必要がありました。それが不要になった。
2. ツール習熟の壁
複数のAIツールを組み合わせる知識が必要でした。それも不要になった。
3. 言語の壁
英語でプロンプトを書く必要がありました。日本語でOKになった。
つまり、こういうことです。
専門スキルがなくても、アイデアさえあれば、誰でも動画が作れる時代になった。
これは確かに革命です。
でも、ここからが本題です。
「誰でも作れる」の本当の意味
Sora2で簡単に作れるようになった。
それは素晴らしいことです。
でも、冷静に考えてみてください。
あなたが簡単に作れるということは、隣の人も、その隣の人も、簡単に作れるということです。
実際、XやYouTubeを見てください。
昨日まで見なかったような「すごいAI動画」が、洪水のように流れてきていますよね。
みんな同じツールを使って、同じように「簡単に」作っている。
そして、その中で一度バズったとしましょう。
運良く数十万インプレッションを獲得できた。
おめでとうございます。
でも、それで終わりです。
その動画は「大量にあるすごい動画の一つ」に過ぎません。
次の日には新しいバズ動画が生まれ、あなたの動画は流れていきます。
フォロワーは増えない。
継続的に見てくれる人もいない。
一瞬の花火で終わり。
これが「適当に作る」ことの末路です。
これはSora2だけの話じゃない
ここで重要なのは、この現象はSora2に限った話ではないということです。
これは「誰でも使えるツール」が登場するたびに起きる現象なんですよ。
ChatGPTが出たとき、みんな「これで記事が簡単に書ける!」と喜びました。
結果、どうなりましたか?
低品質なAI記事が大量生産され、検索結果はゴミだらけになった。
そして、Googleはアルゴリズムを変えて、そういう記事を片っ端から排除した。
Midjourneyが出たとき、みんな「これで誰でもイラストレーターになれる!」と喜びました。
結果、どうなりましたか?
似たような画像が大量生産され、個性のない作品は誰にも見向きもされなくなった。
ツールが民主化されるたびに、同じことが起きるんです。
Sora2も例外ではありません。
むしろ、動画という「より目を引くコンテンツ」だからこそ、競争は激化します。
じゃあ、どうすればいいのか?
ここまで読んで、「じゃあ、もうSora2は使わない方がいいの?」と思った人もいるかもしれません。
違います。
使うべきです。ただし、適当に使うな、という話です。
大事なのは、こういうことです。
ツールは誰でも使えるようになった。じゃあ、差がつくのはどこか?
答えは、こうです。
「設計」と「世界観」です。
Sora2で動画を作る前に、こういう問いを自分に投げかけてください。
- この動画を見た人に、何を感じてほしいのか?
- この動画は、自分の「何」を表現しているのか?
- この動画を見た人は、次に何を見たくなるのか?
これらの答えがないまま、ただ「すごい動画」を作っても意味がないんです。
なぜなら、すごい動画は他にいくらでもあるから。
あなたにしか作れない動画を作らないと、埋もれます。
そして、そのためには「設計」が必要なんです。
資産になる動画とは何か?
ここで、もう一つ重要な話をします。
資産になる動画とは、積み上がる動画のことです。
一度バズって終わりではなく、その動画が次の動画につながる。
そして、あなたの「世界観」が構築されていく。
例えば、私がよく言う「コンセプト」や「世界観」の話です。
あなたがSora2で動画を作るとき、毎回違うテーマで作っていませんか?
今日は猫の動画、明日は風景の動画、次は料理の動画。
これでは、フォロワーは増えません。
なぜなら、「あなたが次に何を出すか」が予測できないから。
人は予測可能なものに安心し、そこにファンになるんです。
だから、一貫性が必要なんです。
ではブログで考えてみても同様の事が言えますよね?
実は、殆どのビジネス、副業スキームの共通点です。
まとめ
というわけで、改めてまとめます。
Sora2は確かに革命的です。
でも、「簡単に作れる」ということは「簡単に埋もれる」ということでもあります。
大事なのは、ツールではなく、その使い方。
そして、その背後にある「設計」と「世界観」。
これがない限り、どれだけすごい動画を作っても、一瞬で消えていきます。
実際に私もSORA2の動画を見て、
「すごいと思った」
何個も動画を見たし作成しましたが結局、「これはすごい」と思った動画のアカウントなんて 覚えていません😅
しかも、最初に驚いた動画も覚えてないです。
本気で作成した動画ではなかったのだと思います。
ブログにしても、サイトにしても動画にしても‥
本気で稼ぎたいなら、適当に作るのはやめましょう。
一つ一つ作るものに意味を持たせ、積み上げていく。
それが、長期的に生き残る唯一の方法です👍


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